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ノンスリップラバー徹底研究?
「ノンスリップラバー徹底研究」スタートです[:!:]

今回プラスチックボール対応ラバーとして、人気の商品や注目されている商品を

順に紹介していこうと思っています[:!:]

全日本選手権でプラスチックボールが採用されて以降、大きな大会や予選会など

トップの試合に出場される方以外でも、次大会はプラボールなので・・と

3月中旬あたりから一気にプラボールを使用する方が増えました。

そして使用後は皆さん「今より掛からない・・」「全然感覚が違う・・」

「球が止まる・・」という感想が多く聞かれます。

そこに「テナジーシリーズ」の値上げも重なり、用具選びの質問は増える

ばかりです。

特に回転を必要とするドライブマンは悩んでいますね・・[:ノーノー:]

今のところ、ドライブの引き合いや、下回転のボールをガツンと掛けるような

クラスの方は、ノンスリップ系で重量感のある硬いラバーがベストだという声が

多いようですが果たして・・・。


そこで今回「プラボール対応ラバー徹底研究」と題して、クラスや使用目的に

応じて、現在当店で人気シリーズのラバーを徹底研究いたします[:見る:]

最初の特集は、回転系テンション「ノンスリップラバー」です[:!:]



では「ノンスリップラバー」とは何か?

簡単に説明しますと、ドイツ製のハイテンション系ラバーでは最新の製造方法

で作られた回転系ラバーで、相手の強い回転のかかった球に対しても

スリップすることなく、強いグリップ力で回転をかけ返すことができるラバーを

そう呼んでいます。

このノンスリップ系の中でも、それぞれシートやスポンジの特徴が異なり

その微妙な違いの中、自分に合った好みのラバーを皆さん探しているわけです。

この微妙な差は何なのか[:?:]

文章だけではなかなか伝えにくいので、今回も画像を中心に研究していきます。


今日は、「ノンスリップ系」の中でも最も注目されている、

アンドロ「ラザントパワーグリップ」「ラザントグリップ」



そして[:!:]

今回急遽加わったのが、先日お知らせしました今月21日発売の

ティバー「エボリューションMX-S」



ノンスリップラバーの中でも、最高水準までグリップ力を引き上げた

回転力ではNo.1の最新シリーズです[:グッド:]

では3枚のラバーの比較をしてみましょう[:見る:]



1.スポンジ硬度
  
  ラザントパワーグリップ  50°
  
  ラザントグリップ     45°
 
  エボリューションMX-S 47.5°

スポンジ硬度は、新製品の「エボリューションMX-S」が丁度中間に入る感じ

です。


次に硬度計を使って、トップシートを含めた総硬度をシート側から測定

してみました。

2.総硬度

  ラザントパワーグリップ  54°
  
  ラザントグリップ     48°
 
  エボリューションMX-S  50°

あくまでも参考数値としてみてください。

トップシートがほぼ同じなのでスポンジ硬度と同じ順になります。


3.ラバーを切った後の重量
 *ラケットは当店プロデュースのスーパーセル?OFF+を使用しています。
 (サイズ:157×150mm)

  ラザントパワーグリップ  53g
  
  ラザントグリップ     49g
 
  エボリューションMX-S  52g

グリップ力を最高水準まで引き上げたトップシートは厚く重量感があります。

回転は最もかかりますが、ドイツ製のラバーの中では最も重い種類になります。


4.粒形状をズームアップ



上から順に「エボリューションMX-S」「ラザントパワーグリップ」

「ラザントグリップ」です。

粒の形状をよーく見てください[:見る:]

上二つの「エボリューションMX-S」「ラザントパワーグリップ」は

粒の間隔が同じですが、一番下の「ラザントグリップ」だけ上に比べて

若干広いことがわかると思います。

基本的に粒間隔が広くなると回転力はダウンしていくが、スピードがアップして

いきます。

またスポンジ硬度が柔らかくなると打球感はソフトになり、コントロール性が

アップすると考えてください。

ただ、この最新世代はテンション系ラバーの中で、優先順位の一番に回転力

を必要としている方に最適なラバーで、全体的にハードな打球感のため

よりスイングスピードが要求されますので、上級者用と言っていいでしょう。

しっかり球を当てるというより、ガンガン掛けていくというプレースタイル

の方に適していますね[:グッド:]

また「ラザントパワーグリップ」は圧倒的にフォア面での使用が多く、

「エボリューションMX-S」もそうなると思います。

「ラザントグリップ」は、粒間隔もやや広くスポンジも硬度も45°なので

フォア面だけでなくバック面で使用されている方も多いです[:グッド:]


結論は、プラスチックボールになって

「回転がかからない」「下回転が上がらない」「切れない」と感じ、

スピードを必要とする「テンション系ラバー」の中で、最も回転を重視する方[:!:] 

「テナジー・05」から移行する方にはこの3枚をおすすめします[:!:]

ただ、「テナジー・シリーズ」の値上がりによって、移行する方は多いですが、

例えば「テナジー・05」と同じ感覚のラバーを求めてしまうと・・・

答えは、「厳しいと思います」

代えるというより、違うラバーに替える・変えるという認識で使用してみて

ください[:!:]


次回の「ノンスリップラバー徹底研究?」では、ひとつ前のシリーズで

最も人気のあるシリーズ「ラザントターボ」「ラザントパワースポンジ」

「エボリューションMX-P」「エボリューションEL-P」「エボリューション

FL-P」「GF T48」「GF T45」「GF T40」「ラクザX」

「ラクザX・ソフト」に、回転系テンションラバーのはしりと言っていい

「ファスタークG-1」「ファスタークC-1」

そして「テナジー・05」「テナジー・64」も加え徹底比較いたします[:!:]

乞うご期待[:見る:]


現在、「ノンスリップラバー徹底比較」に登場するラバーを、すべて

同じ環境(ラケット・重量)で、当スタッフ・地元のトップ選手・指導者・

お客様などなど、たくさんの方に試打していただき、その感想なども

皆さんにお知らせしていきたいと考えております。



すでに試打は始めておりますので、お楽しみに[:マル秘:]

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